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エルカラファテは結構大きな町なので、スーパーもある。

ある程度何でも手に入るので、存分に食欲を満たし、栄養をとり、太りたいと思います。


そして、久しぶりに二胡を弾きました。
長い間弾いてないから、少し練習してから路上に出ました。

結果は、うーん…良い時とイマイチな時の波が激しい。全体的にはイマイチでした。

演奏の問題なのか、場所の問題なのか、それともアルゼンチンの経済不況が原因なのか。

まぁ良い、稼いだ金でガンガン食材買ってガンガン喰うんだ。

カラファテ1
朝晩は結構冷え込むので、このストーブに薪をガンガン入れて燃やして暖をとります。
薪ストーブって何か不思議な暖かさがあります。



カラファテ2

カラファテは本当に居心地が良かった。


カラファテ3

2週間滞在しました。


カラファテ4


観光らしい事は何もしておりません。
氷河にも行っておりません。

ただただのんびりと過ごしました。

朝から二胡の練習をして、昼からカジノの前で野良Wifi拾ってインターネットをして、夕方から路上に出て演奏して、スーパーで買い物して帰って食欲を満たす。

そんな日々でした。

「そろそろ進まないと!」とは思うんですが、風が強くて、出発をためらう。

向かい風と横風のツラさを知ってしまったから。


でも、遂に重い腰を上げる日が来ました。

行くぞ!

次の目的地は250km以上先のプエルトナタレスと言う町。

2週間前に通った道を30km戻り、40号線に合流します。
体の調子は良く、弱い追い風。

順調な走りです。


40号線に入って、しばらく走ると登り坂が始まります。
カラファテ5
ひたすら登り。
10km以上ずーっと登り。

疲れたー、あのカーブを曲がったら登り坂終わるかな?
と思ってカーブを曲がっては期待を裏切られる事数回。


ようやく坂を登りきると、だだっ広い平原に出ました。
ひたすら見通しの良い道と、黄金色の大地が広がってました。

カラファテ6
車なんか滅多に通らない大平原にぽつんと一人で立つ。

あぁ、自転車で旅してるんだなぁってあらためて思いました。


途中ですれ違った自転車乗りに教えてもらった分岐点の施設が今夜の寝床です。

カラファテ7
こちら、何の施設なのかは分からないけど、施設の管理人らしきおっちゃんに言えば、使ってない小屋を使わせてもらえます。

暖かい…いや、すきま風が少し寒いけど、おやすみなさい。



翌日、施設のおっちゃんにお礼を言って、朝早めに出発します。

ここからしばらく未舗装路です。


序盤は、未舗装だけど走りやすい道で、平坦だし、「これは行ける!」と思った。

が、すぐに道は荒れだし、ボッコンボッコンになりだしました。「これは無理。」と思った。

そして、だんだんと向かい風が強くなってきました。「これはキツ~」と思った。


カラファテ8
ひたすら何も無い荒野が続く。

交通量はほとんど無し。
ここでもし自転車が壊れたらと思うとゾッとします。

カラファテ9
飛べない鳥ニャンドゥ。
人間は居ないけど、グワナコとか、スカンクとか、キツネとか、動物はいっぱい居ました。


ガタガタ道と向かい風に苦しめられ、思わずうなり声をあげながら走る。

ペダルが重い。

カラファテ10
夕方になり、やっと未舗装路の終わる分岐点が見えてきた。

約70kmの距離を走るのに1日かかりました。

恐るべし、未舗装路。


ガソリンスタンドで休んでるとおっちゃんに「ついて来い」と言われ、向かいの施設に案内され、「ここにテント張っても良いよ」と、風よけのある場所を教えてもらった。

カラファテ11
朝、テントはパリパリに凍り、外に置いてたペットボトルの水も凍ってました。

どうりで昨晩は寒かったわけだ。

施設のおっちゃん達にパンとコーヒーをもらい、「チリ国境の町まで車で送ってやろうか?」と言うおっちゃんの誘いを泣く泣く断り、出発します。

ここからは舗装路。
順調に走れば今日中に目的地プエルトナタレスに着けるか?

本日の風、斜め前からの向かい風。

ずーっと向かい風。

風の大地パタゴニアよ。


例えるなら、ずっと坂道を登る感覚。
下り坂の来ない坂道を。

ちょっとした登り坂は、結構な登り坂に感じる。
ちょっとした下り坂は漕がないと止まってしまう。


あっと言う間に疲れてしまいました。

疲れたからと言って、止まると風で体温がどんどん奪われて凍えてしまう。
少し休憩をしたら、また漕ぎ出す。
これの繰り返し。


カラファテ12
もうこの景色にも飽き飽きです。
進んでも進んでも全然景色変わらないから。


手が寒いけど、手袋無いから靴下を手にはめるという屈辱。


過酷やぞ、パタゴニアー!!


途中、1台のトラックが停まり、「乗ってく?」と言ってくれたけど、もうここまで来たら意地でも自力で行くと決めてたので、これも泣く泣く断りました。

カラファテ13
夕方になり、ようやくリオトゥルビオと言う町に到着。

久しぶりの町、思ってたよりも大きな町でした。



ここから国境までひたすら登り坂。結構な距離を漕いで、最後は自転車を押して歩いて、ここにきて疲れがピーク。もう無理。

たまらず坂の途中で森に入り、今夜はそこで野宿。


疲労困憊とはこの事やな。



翌朝、ちょろっと走るとすぐにアルゼンチンイミグレーションがありました。
野宿場所の目と鼻の先だったんですね。

出国を済ませ、また少し坂を登り、国境を越えてチリに入り、凍えそうになりながら下り坂を猛スピードで下る。

カラファテ14
再びチリ入国です。


吹き付ける強風の中、しばらく進むと遂に、
カラファテ15
遂に目的地プエルトナタレスの町が見えてきました。


はー、遠かった。

エルカラファテを出てから4日かかった。

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